今月の一枚　　(2009.10.20)　　　戻る　　　次へ　　　 過去のページ一覧へ

　


　子供の頃��心に刻んだであろう�＊�作川の川風景を天白川で追い求めて映像化する

ことにした私は、自分の思いを伝えるために発表方法を単写真よりも複数枚で表現出

来る「組み写真」と言う方法にして、写真展や写真集の発行などを視野に入れた撮影

スタイルにした。

　自分の生まれ育った地域を「心の風景」として撮影するのではなく、生まれ育った

矢作川とは別の天白川で「心の風景」を追い求めてみようと思いついたのは、自分の

生まれ育ったところでなくても川や水のある風景は、それだけで望郷を感じ故郷の風

景と重なり、遠い昔を思い出すことが出来て懐かしい気持ちにさせてくれると感じた

からだ。

　こうした「心の奥深く潜んでいる故郷の風景」は写真を撮る側だけでなく観る側も

それぞれに持っていて、普段はその存在すら忘れていたとしても何かのきっかけで体

中を駆け巡るモノではないか。従って、シャッターを切るときには見てくれる人それ

ぞれの故郷を感じてもらうために、その��きっかけ�≠ﾆなる何かが「画面にあるか」

あるいは「感じられるか」そんなことを常に心がけている。

　さて、今月の一枚。９月下旬のよく晴れた日の午後、藤枝橋方面へ出かけた。彼岸

は過ぎても陽射しは結構きつく、天白川に架かる小さな人道橋からカメラを構えてい

ても首筋から汗が流れる。しかし、川辺にあるススキや空の雲、川を吹き抜ける風な

どからは、自然がはっきりと秋を向いていることを感じる。飛び交うトンボがいっそ

うその雰囲気を醸し出していた。

　子供の頃��心に刻んだであろう�＊�作川の川風景を天白川で追い求めて映像化する

ことにした私は、自分の思いを伝えるために発表方法を単写真よりも複数枚で表現出

来る「組み写真」と言う方法にして、写真展や写真集の発行などを視野に入れた撮影

スタイルにした。

　自分の生まれ育った地域を「心の風景」として撮影するのではなく、生まれ育った

矢作川とは別の天白川で「心の風景」を追い求めてみようと思いついたのは、自分の

生まれ育ったところでなくても川や水のある風景は、それだけで望郷を感じ故郷の風

景と重なり、遠い昔を思い出すことが出来て懐かしい気持ちにさせてくれると感じた

からだ。

　こうした「心の奥深く潜んでいる故郷の風景」は写真を撮る側だけでなく観る側も

それぞれに持っていて、普段はその存在すら忘れていたとしても何かのきっかけで体

中を駆け巡るモノではないか。従って、シャッターを切るときには見てくれる人それ

ぞれの故郷を感じてもらうために、その��きっかけ�≠ﾆなる何かが「画面にあるか」

あるいは「感じられるか」そんなことを常に心がけている。

　さて、今月の一枚。９月下旬のよく晴れた日の午後、藤枝橋方面へ出かけた。彼岸

は過ぎても陽射しは結構きつく、天白川に架かる小さな人道橋からカメラを構えてい

ても首筋から汗が流れる。しかし、川辺にあるススキや空の雲、川を吹き抜ける風な

どからは、自然がはっきりと秋を向いていることを感じる。飛び交うトンボがいっそ

うその雰囲気を醸し出していた。

日進市藤枝町　　２００９年　９月　２６日 撮影

キャノンEOS５Ｄ　　２８〜３００ミリ　Ｆ１６　オート　＋0.3補正　　　ＩＳＯ４00　　ＷＢ太陽光