 (2024.3.20) 戻る 次へ 過去のページ一覧へ 
知人が出展している写真グループ展でのこと。能登半島輪島の朝市で笑顔でお客さん と話す地元の「おばちゃん」の写真の前で「無事だといいね」 「もうこの風景は写真でしか 見られない」「再開したら行きたいね」と一度はカメラを向けたことのある人たちが輪島の 朝市に思いを馳せる姿があった。 ３月１６日には、テレビや新聞が北陸新幹線敦賀〜金沢間の開業と被災地支援策とし てはじまった「北陸応援割」 が復興につながることに期待を寄せる声を紹介する一方で 発災から ２か月半が過ぎても約１万人が避難生活を余儀なくされていることや、今後避 難所の縮小や閉所が進むことになると帰る場所がなくなったり 二次避難先となっている 旅館やホテルも 国などからの支給額だけでは受け入れは難しいということから避難者の 滞在が何時まで続けられるか深刻な状況だと伝えている。 高齢世帯など生活の立て直しは容易ではなく 先の見通しが立たないままとり残される ことのない支援策を願ってやまない。 さて、今月は冬と春の混在する河川敷で撮った１枚。 春風というには 少し寒い気はす るが陽ざしはすっかり春のもの。 |
