(2019.12.20) 戻る 次へ 過去のページ一覧へ 私が「写真にしたい」と思うとき、たいてい「光」に反応している。そのとき、少しでも時間 や場所がずれていたら通り過ぎるかも知れない「瞬間の光」を写しとるような気持ちでシャ ッターを切る。 それと「光の色」からもイメージが浮かぶ。朝(夜明け前、日の出直後) 昼間(午前、午 後)夕方(日没前、日没後)や天候によって変化する「光の色」の違いは「寂しさ」「不安」 「暖かさ」 「温もり」 「冷たさ」「寒さ」「幻想的」「神秘的」「幸福感」など人の感じ方にも影 響を与えるからだ。 今月は日の出直後の「光の色」から感じた一枚。 この日は空気が冷たく最低気温は3. 7度で、数字だけ見ても決して暖かくはないが、街や木々を照らし、残り少なくなった桜の 葉を包み込むように低い角度で正面から差し込む黄金色の光からは「温もり」が感じられ て冷たさも忘れた。 さて、今年もこのHPを覗いていただきありがとうございました。みな様が温かい陽ざしに 包まれて新しい年を迎えられますよう心からお祈りいたします。 |