 (2019.6.20) 戻る 次へ 過去のページ一覧へ 
日進市折戸町から野方町を経て天白川へ流れ込んでいる「折戸川」にホタルを呼び 戻そうと活動を続けている「折戸川にホタルを飛ばそう会」が結成１５周年を迎えた。 先月25日には、活動拠点である藤塚用水の「ホタルの里」で大勢の支援者や地域の 人たちが参加して「ホタルの里オープニングセレモニー」が開催され 今年のシーズンが はじまった。「会」は自分たちで育てたホタルの幼虫や餌のカワニナを放流したり川の清 掃や市内の小学校に「出前授業」 に出かけて自然を守ることの大切さを話すなど精力 的に活動を続けていて、現在では「ホタルの里」から下流に向かって 折戸川全域の他 市内数か所にも広がりつつある。世話人代表の土方さんから「天白川でもホタルが舞う 日も近いよ」と嬉しい話が聞けた。 式典が終わって、辺りが薄暗くなると草むらのあちこちに淡い小さな光が〝灯り〟その 光が線を描くと「わーとんだよ！」と子供たちの歓声が上がる。「この笑顔が何よりも嬉し い」と会員さん。この夜、ここで見たホタルの淡い光は 子どもたちの心にいつまでも残る であろう。今月はそのときの一枚。 |
