今月の一枚　　(2015.12.20)　　　戻る　　　次へ　　　 過去のページ一覧へ 　　　　 　　　　所属クラブの「写愉展 �C」が１２月２日終わった。元々は来年１１月に予定していたが、それ 　　　とは別に開催することになり 急なことで準備などに慌てたが無事終わってほっとしている。（来 　　　年１１月にも予定通り開催する） 　　　　「写愉展」は出展者一人ひとりが ２メートル前後のロール紙に数枚の作品をプリントしてピン 　　　とマグネットで直貼りしている。 ロール紙は作品のサイズや枚数を自由にレイアウトできること 　　　から特に「組写真」や「群写真」はストーリーがわかりやすく��自分らしさ�≠熄oしやすいと思っ 　　　て使っている。 直貼りを嫌う人もいらっしゃるがロール紙は直貼りが似合う気がする。 来館者 　　　の皆様からも 「写真を楽しんでいることが伝わってくる」「みなさん個性的ですね」「親しみやす 　　　い雰囲気」 など好意的なお言葉をいただいている。 　　　 誤解されては困るが額装することを否定するものではない。写真の内容によっては額装が必 　　　要なことや変化をもたせることも十分可能ではあるが、デジタルの普及とともに様々な形で発 　　　表されていて今後も進化していくはずで、従来の形に縛られることなく自由で「遊び心」のある 　　　写真展もあってもよいと思っている。　　　 　　　　グループ展の場合。世話役の人に任せっぱなしで習慣的になりやすいが「見せ方」について 　　　単調にならないようにみんなで考えてみると色々なアイデアが浮かんで楽しいものだ。 　　　　さて、今月の一枚。 ここのところ撮影に出かけることがめっきり減って、天白川へも久しぶり 　　　に出かけた。川沿いの桜がすっかり葉を落として空が広く感じる。少し行くと道端に舞い降りた 　　　一枚の葉が朝の陽射しを浴びて「終幕」を演じてくれた。側溝に半身をしずめて道路に這いつ 　　　くばっているたった一人の観客である私の頭にも　ひらひらっと　葉っぱが降りてきた。 　　　　長期予報は暖冬といわれても体調には気をつけたいもの。どうぞご自愛いただきたい。 　　　　名古屋市天白区音聞橋下流 横町　　２０１５（Ｈ２７）　１２月７日　撮影 　　　　 リコーＧＲ�U 　１８．３ミリ（３５ミリ換算で２８ミリ）　　Ｆ６．３オート　　　ＩＳＯ４００