今月の一枚　　(2015.3.20)　　　戻る　　　次へ　　　 過去のページ一覧へ 　　　　 　　　　先日、私たちの写真クラブ「写愉」で「宝くじよもやま話」と題して講演会を開催した。 　　　　写真と宝くじには何の関係もないが、たまたま、長く銀行に勤められ主に宝くじ関係 　　　の仕事に携わってこられて、現在は演劇活動をされている 鬼頭博さんと「写愉」の会 　　　員で舞台撮影に取組んでみえる構久夫さんが知り合いと言うことで実現した。 　　　　話の内容を箇条書きにすると。1等が当たる確立は１０００万分の１。 誤って燃やし 　　　てしまった「当たり券」 は有効かどうか。 売れ残った宝くじが当たっていたらどうなる 　　　か。金使いの荒い夫を持つ高額当選者の苦悩とは。「共同購入」疑心暗鬼の果ての 　　　骨肉の争い。宝くじ高額当選者が表舞台に出ない究極の理由とは。 宝くじ加熱の果 　　　てに死者まで出した宝くじ騒動事件の教訓。 ９９．９９パーセントありえない売り場に 　　　なんとジャンボ１等が出た！その訳とは。拾った宝くじが１等当選した場合、落とした 　　　主が現れないとどうなるか。 など約３０項目にわたってユーモアを交えた話に感心し 　　　たり、驚いたり、あきれたり。 予定の１時間を大幅に延長しての熱演にあっという間 　　　の１時間２０分ほどだった。 　　　　会場は「写愉」の 常設展示場として、また、例会の会場として使わせていただいて 　　　いる 「サイエンスホーム」で、２５名ほどの参加者のみなさんに 柔らかな陽の差し込 　　　む木に囲まれた落ち着いた部屋で土曜の午後のひと時を過ごしていただいた。 　　　　参加者からは「宝くじの歴史がわかりやすく面白かった」 「当たったら当たったで大 　　　変ですね」 「これからも企画して欲しい」などの声をいただいた。 　　　　さて今月の一枚。 暖かい陽気に誘われて春を感じられそうな被写体を探して天白 　　　川を歩いてみた。 　　　 　遠目に見ると河岸には枯草が目立つが根元には緑が見える。花好きの人たちが 　　　造った「私設花壇」にも色とりどりの花が咲いていて 散歩する人の目を楽しませてく 　　　れている。傍らの紫陽花も、にょきにょきと伸ばした枝に淡い緑色の新芽をつけてい 　　　てる。 足元ではすでに春がはじまっている。 　　　　 　　　　名古屋市天白区原　　２０１５（Ｈ２７）　３月１３日　撮影 　　　　 フジフイルム　Ｘ−Ｅ１　　１８〜５５ミリ　Ｆ４オート　＋２補正　　　ＩＳＯ５００　　ＷＢ太陽光