(2020.11.20)　　　戻る　　　次へ　　　 過去のページ一覧へ　　　　　　　　　　　 　　　　　　名古屋市天白区植田南　　２０20.10.29 撮影　　ＦＵＪＩＦＩＬＭ ＸーPro�U 16〜80ミリ 　Ｆ5.6　　　ＩＳＯ500　　 　　　心の中で浮かんだ感覚を言葉で説明するとき「何か惹かれるモノを感じた」などと抽象的 　　な表現をすることが多い。 　　　今月の一枚もそんな写真で、天白川に架かる新音聞橋から少し上流にある「屋下公園」 　　で周囲の建物の隙間から差し込む西日に惹かれてシャッターを切った。 元々、影の光景 　　は好きでこうした場面に出会うとつい写してしまう。 　　　低く柔らかい日差しが長い影をつくるこの時期。北風に吹かれて落ち葉が舞い静に足早 　　に流れる午後のひと時は、どことない寂しさや子供のころの懐かしいひとコマが思い出され 　　る不思議な雰囲気がある。 　　　写真を撮るとき美しく��絵�≠ﾉなるモノに目がいきそうだが、何時も見慣れている日常の 　　何気ない風景の中で目には見えないが心動かされるモノの存在に気づいてそれを写真に 　　してみると面白さがいっそう広がる。 　　　不意の出会いを直感的に写す。��上手く撮ろう�≠ﾈんて思う前に シャッターを切った写 　　真には「構えて」撮った写真とは違う「何か」が写っている気がする。