(2018.12.20)　　　戻る　　　次へ　　　 過去のページ一覧へ　　　　　　　　　　　 　　　　　　名古屋市天白区平針　　２０１８．１２．１ 撮影　　ＦＵＪＩＦＩＬＭ ＸーPro�U ５５〜２００ミリ 　Ｆ８ 　＋１ 補正　ＩＳＯ２０００ 　　　桜の葉がめっきり少なくなり枝だけが目だちはじめた１２月はじめ、国道環状２号に架 　　かる 「天白川大橋」の上流に向かった。 　　　広い河川敷に何度も撮影している一本の木がある。何の木かわからないが株を分け 　　て広がっていた幹の一部が今年の台風で折れ樹形が少しこじんまり見える。折れた枝 　　は根本に放置されたままになっているが、残った幹の空に向かって伸びる姿は必死に 　　生きてやろうとする力強さがある。 　　　今月は、人が手をかけなくても 厳しい冬をのり越えて新しい芽を伸ばそうとする一本 　　の木に強い生命力を感じて撮った一枚。 　　　暫くして、朝陽が雲に隠れてひんやりとした空気が流れると、夜露に濡れた草の上を 　　歩く足に 少しだけ冷たさを感じる。 露はよく晴れた風のない夜に放射冷却によって地 　　表の温度が下がると発生するが、この後１２月１１日には初霜が降りた。 　　　さて、今年もこのページを覗いていただきましてありがとうございました。　寒さ厳しき 　　折、どうぞみなさま、ご自愛なさって新しい年をお迎えください。